盂蘭盆経とは
お釈迦様は盂蘭盆供養の意義を説かれました。親孝行をしたいと望むものは常に忘れることなく七世の父母のことを思い供養しなさい。毎年七月十五日、仏歓喜日と呼ばれる日に親を慈しむ孝心をもって心を込めて用意した種々の飲食物を供えて盂蘭盆の法会につき、仏と僧に施し、乞い願うならば、現在の父母、七世にわたる父母、六種の親族『(父・母・子・兄(姉)・弟(妹)』に至るまで三途(地獄・餓鬼・畜生)の苦を脱し、寿命は百年になり、病気にはかからず、一切の苦しみや憂いがなくなり、天人の世界に生まれ善い行いをし、その楽しみを得ることができるでしょうと教え説かれました。