長年の原因不明の胃の痛みがとれた。胃の痛みの原因と痛みがとれた方法とは？

10年来、胃のあたりの痛みに悩まされてきた。冷えたり、お腹が空いたり、お腹がいっぱいの時にも左の胃のあたりがキリキリと引きつれるような痛みがあった。

検査しても原因も痛みの正確な部分もわからず、病院で出された胃薬を飲んでも一向に痛みはなくならなかった。

3年前、タッチフォーヘルスの練習会で先生に調整してもらえるチャンスがあった。

タッチフォーヘルスの調整はまず筋反射で調整方法を尋ねる。

筋反射とは、腕などを軽く押してみてその反応をみていくテクニックである。

体が答えたのは『過去の感情』だった。
詳しく尋ねていくと、37才頃の罪悪感、深い悲しみだった。
思い当たることがあった。

そのことを思い出しながらESR(Emotional Stress Releaseの略でおでこに手を当てる)をしてもらう。

出来事は語りたくなければ語らなくてもよい。おでこに手を当ててもらっている間、その出来事を何度も詳しく思い出すだけでよい。しばらくしておでこが落ち着いたのか「はい、深呼吸して～」と先生に言われ、深呼吸するとおでこから手が離された。

直後から胃のあたりに温かいものが流れていくような感覚があった。3時間ほど経つと流れていく道筋に沿ってかゆみが起こってきた。見ると少し皮膚の色がそこだけ赤みを帯びていた。温かさは寝るまで続き、それ以来痛むことはなくなった。

体は答えを知っている。長年封印してきた感情は体の中で解放される時を待っている。決して無理に解放するのではなく、体が解放してほしいと訴えてくるのだ。